茨城県鹿嶋市のコーヒー豆屋

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2017/06/22 15:47



今週の県北弁は「ジャス」。
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県北弁)ジャスちゃっこくて着らいね。
標準語訳)運動着が小さくて着られない。
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固有名詞も変えてしまうのが県北弁の恐ろしさです。

□■□ 酸味派?苦み派? □■□

今日は真面目にコーヒーの風味について。
いや、いつも真面目な話ばかりではあるのですが、
月に一回はコーヒーの話をしておかないと
「何屋さんのサイトですか?」と思われるので。
コーヒーの風味には色々ありますが、大別すると
「酸味」と「苦み」に分けられます。
僕はそう思っているのですが、ここまでザックリ過ぎると
「もっと繊細な飲み物だ!」と怒る方もいるかもしれません。
その場合、少しコーヒーを飲んで落ち着きましょう。
その「酸味」と「苦み」、飲まなくても大体わかります。
豆を見ただけで、風味の見当をどうつけるか。
これが今回のコラムです。

□■□ ヒントはパンにあり □■□

ちょっと目を離したすきに、パンが黒焦げに…。
よくある朝の風景です。うちの場合、それは僕に
食べる権利があるというか、何というか(忖度ください)。
そのようなパンは見ただけで「苦い」という事が分かります。
それと同じなんです。コーヒーも黒々したのは苦いです。
逆に、色付きが浅い豆はどんな豆も酸味傾向の風味に。
色付きが浅いのに苦い、もしくは黒いのに酸味が強いという
事は基本的にありえません。ちなみに焙煎が深くて黒いのに
酸味に似た刺激が舌に走り、飲んだ後のスッキリ感どころか
好ましくない後味が残り続けるのは「えぐみ=灰汁」です。

□■□ 銘柄・国名は風味を決めない □■□

よく「ブラジルは苦い」とか「キリマンジャロは酸っぱい」
のように、産地(国名)がコーヒーの風味を決めていると
イメージされている方がいます。
先ほどの「浅い色付きは酸味傾向、深い色付きは苦味傾向」に
あてはめると…「あれ??」となるのではないでしょうか。
繰り返しですが、どんな銘柄でも焙煎が浅ければ酸味傾向。
どんな銘柄でも焙煎が深ければ苦味傾向です。
コーヒーの風味の大きな部分を決めるのは焙煎です。

自分のペースで、好きな「焙煎具合」を見つけて下さいね。